win10

MacTypeが、間もなくリリースされるWindows 10 Creators Update(RS2)に対応しました。
これは非常に喜ばしいことですが、まだβであり、しらいと氏のDirectWriteパッチとは併用出来ません。 
MacTypeはたまに差分更新を実施しています。
現在公式サイトなどからDLできるインストーラーはAnniversary Update(RS1)まで対応版のものであり、このままCreators Update(RS2)で利用すると、あちこちで強制終了されたり、エラーになったりします。

それを回避するための差分パッチが今回公開されたというわけです。 
差分パッチはこちらから取得してください。 

MacType_CTP_170307_W10.rar が今回の差分更新パッチです。
これをDLし、7-Zip等の適切な圧縮・展開ソフトで開いて展開してください。
(どうでもいい話:展開を解凍というのはおっさんだけらしいのですが、20代の私も解凍と呼ぶ派です。Win95から使ってる身とすればおっさん寄りかもしれませんが。) 

6つファイルがありますので以下の通りコピーしてください。
(ビット数はWindowsのバージョンを示します。適切な方を実施してください。)
・EasyHK32.dll
32ビット:MacTypeフォルダー内と%systemroot%System32フォルダー内にコピー
64ビット:MacTypeフォルダー内と%systemroot%SysWOW64フォルダー内にコピー
・EasyHK64.dll
32ビット:不要
64ビット:MacTypeフォルダー内と%systemroot%System32フォルダー内にコピー
・MacType.Core.dll、MacType.dll
どちらも:MacTypeフォルダー内にコピー(存在していたらリネームまたは置換)
・MacType64.Core.dll、MacType.dll
32ビット:不要
64ビット:MacTypeフォルダー内にコピー(存在していたらリネームまたは置換)

RS2でMacTypeが効いている証拠はこちらです。
キャプチャ
パッチを当てるまでは、プロパティでタブを切り替えると、COM Surrogateが強制終了され、別タブを開くことが出来ませんでした。更に、Explorer.exeが頻繁に落ちてしまう問題も解消しています。
細かいバグはまだあるかもしれませんが、少なくとも正常に動作していない状況は脱したようです。